2022年1月にWeb情報メディア「エラベル」で、「Webライター」がなりたい職業ランキングの1位を獲得しました。
参考:YouTuber?エンジニア?令和時代の大人1231人のなりたい職業ランキングTOP10!|エラベル
コロナ禍の巣ごもり需要も相まってWebライターに限らず、YouTuberやWebデザイナー、プログラマーなど場所に囚われない働きかたが人気のようです。
かく言う筆者も、Webライターの端くれ。
そこで、2020年10月からWebライターを始めた現役ライターが、Webライターの仕事内容や未経験からの始めかたを解説します。
Webライターの仕事内容と準備するもの
仕事内容と準備するものを簡単に紹介します。
Webライターの仕事内容とは
主にWeb上のテキストの作成を行います。
メインは在宅での作業が可能ですが、オフィスやワークスペースに出社するケースもあり、雇用形態によって変化します。
記事の内容はさまざまで、世にある全ての事柄がテーマです。
個人的には金融、教育・語学、Web・IT、カルチャーなどの案件が多いと感じています。
ここで重要なのは、検索結果で上位に表示されるように、分かりやすく要点をまとめた記事にすること。
上位表示をするための施策を「SEO」と呼び、SEOがおろそかな記事は評価を受けることができません。
そのためWebライターは、SEOや記事の書きかたを学び続ける必要があります。
また、参考サイトからのコピー&ペーストはご法度です。
あくまで知らない情報を「参考」にするだけで、あなた自身のオリジナリティーがある文章でなければなりません。
ですので自分がよく知っているジャンルは書きやすいでしょう。
ネット環境とPCを用意してまずは行動しよう
小難しい話をしましたが深くは考えず、まずは自宅のネット環境を整えて、作業用のPCを用意しましょう。
ネット環境は光回線がおすすめ
賃貸の無料Wi-Fiでネットをしている人も多いかもしれませんが、光回線への乗り換えをおすすめします。
理由は、zoomやmeetなどのWeb会議ツールを使う機会が多いためです。
調べものをするときや、Googleドライブ、スプレッドシートを使うときにフラストレーションを感じることも少なくなるでしょう。
また、クライアントによっては、ネット回線が「光回線のみ」のケースがあります。
多くのクライアントや案件に対応できるように光回線一択です。
作業用PCのスペックとスマホについて
はじめに、モバイルデバイスだけでWebライターをはじめることは難しいでしょう。
出来なくもありませんが、おすすめしません。
ですのでPCを購入しましょう。
また、いままでの経験上「Chromebook」はおすすめしません。
案件をofficeExcelデータで貰うケースがあるので作業することができないためです。
もし新たに購入するなら、メモリが8ギガくらいのDellやIdeaPad、マウスコンピューターなどがおすすめです。
価格は15万円くらいで購入可能です。
未経験からのWebライターの始めかた
仕事を貰う方法は3つあります。
- クラウドソーシングサイト
- 求人サイト
- 自分が運営するコンテンツ
クラウドソーシングサイトから未経験で始めるには
結論からお話しすると、筆者は『初心者』がクラウドソーシングサイトを使うことはおすすめしていません。
むしろ、まったく使わなくてよいと思っています。
- 悪質な業者が一定数いる
- 単価が激安
- 継続案件に繋がりにくい
- 実力がつかない
- 疲弊する
悪質な業者がいる
クラウドソーシングサイトには、少なからず「初心者を騙してやろう」と考えている悪質な業者が一定数います。
悪質なケースは、サイト内でやり取りせず、直接LINEやChatworkに移行させたがります。
外部ツールはすべて自己責任です。
賃金の未払い問題の発生も多く、また外部ツールとクラウドソーシングサイトのアカウントが消えると連絡手段さえも無くなります。
初心者は業界に慣れていないため、簡単に騙されてしまいます。
単価が安い
タスク案件や単発案件は単価が奈落の底レベルに安いです。
500文字書いて実入りが数十円、文字単価0.1円、はたまた0.03円など。このような激安案件が乱立しており、探す時間に手を取られてしまいます。
継続案件に繋がりにくい
「継続案件も依頼させていただきます!」の文言を見ることも多いのではないでしょうか。
しかし、前述したようにタスク案件が多く(単価も安い)・悪質な業者も一定数いるのが現状です。
本当は継続案件など依頼せず、テストライティングだけ搾取されるケースもあります。
実力がつかない
タスク案件でフィードバックを頂けることはまれです。
そのため、単発の仕事をたくさん増やしても本来の実力があがることは少ないでしょう。
疲弊する
最終的に疲弊します。
筆者も、Webライターを始めた2020年当初はかなり疲れました。
これから初心者としてはじめるあなたには疲弊してほしくありません。
クラウドソーシングサイトもよいことはある
ここまでデメリットをお伝えしましたが、よいことももちろんあります。
『初心者』にはおすすめしないだけで、ライターとして慣れた後は活用できるサイトです。
きちんと案件を選択できる一定のスキルや目を養えば、騙されて疲れることないでしょう。
そして、ソーシングサイトが仲介に入ってくれるので、未払いや問題の解決もスムーズに行うことができるでしょう。
未経験OKの求人へ応募する
筆者はクラウドソーシングサイトでこてんぱんにやられたので、未経験のうちから求人サイトでの応募に切り替えました。
未経験でも採用に至ったのは、ポートフォリオ(ブログなどの実績)と、いままでの仕事の実績があったためです。
専門性の高い仕事の実績がある人は、Webライター未経験でも「自分の強み」をアピールするといいでしょう。
筆者は未経験から、文字単価0.8円と1円の継続案件を2社受かりました。
自分が運営するコンテンツ
最後に、自分が運営するコンテンツからの仕事の依頼です。
主にWordPressブログやTwitterなど。
そのため、自分が運営するコンテンツは手を抜かず育てましょう。
いままで合計3社から仕事の依頼を頂きました。
お問い合わせフォームやDMからの突然の依頼にはとてもビックリします。
これは詐欺?騙される?と。
依頼が来たら徹底リサーチし、本当に契約して大丈夫か判断するスキルが必要です。
また、契約書を必ず交わし、未払いやトンズラを防ぐ防衛能力も必須でしょう。
まとめ:【現役ライターが解説】Webライターの仕事内容と未経験からの始めかた
さて、ここまで解説しましたが、記事を書き終えただけで終わりではありません。
文脈がおかしいところはないか、誤字脱字はないか、コピペチェックをして記事を仕上げましょう。
今回のコピペチェックの結果です。
- 類似判定率:1%
- 一致率:19%
いい感じですね。
- SEOを意識したテキストの作成が主な仕事
- ネット環境・仕事道具を揃えて始めよう
- 自分にあった方法で案件を探そう